- 「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」
- 著者:水野 敬也
- 2020年7月14日 第1刷発行
こんにちは。
「夢をかなえるゾウ4」、またまた読みました。
「夢をかなえるゾウ3」まだ読んでいないのに「夢をかなえるゾウ4」読んでしまいました」が、全然いけました!
今回もメチャクチャ良かったので感想を書きたいと思います!
結論:人の「死」についての話で、後半部分からはずっと号泣でした😭
仕事の休憩中に読んだりしていましたが、涙が止まらないので職場で読むのはやめました😂今までのほろ泣きではなく大泣きしながら読みました。
すごくすごく勉強になったし考えさせられました。
正直、表紙からはとても想像できない内容でした。
「夢をかなえるゾウ4」でもガネーシャはとってもいいキャラだったんですが、表紙の後ろに描かれている死神もとっても良かったです!
「夢をかなえるゾウ4」は、一人の男性とその家族が「死」とどう向き合うか。その家族にガネーシャ、死神、釈迦が出てきて色々な事を教えてくれます。普段では忙しくて考えられないし、今の自分にはどこか他人事と感じてしまいがちですが、すべての人に平等に起こりうる「死」についてとても考えさせられる内容でした。
今回も勝手に私が最も「為になった、良かった、響いた」教えを3つだけ書きたいと思います。
1ガネーシャの教え①
「限界やて思たとこから、もうひと踏ん張りしてみい。そしたら、自分の限界が実はもっと先にあったちゅうことが分かる。」
この文章を読んでいて、この感じなんか経験があるような。。。思い出しました。
行政書士試験の勉強中に何度も「ここが限界なのか?」と、何度も何度も思ったからです。「限界かな?でもあともう少しだけ。」、「やっぱりここまでかな?いや、あとちょっとやってみよう。」と、何度も何度もあと少しだけ、を繰り返しました。
あの時の経験が正にこれだったのだと思いました。
あと少し、あと少しとあの時頑張った自分を褒めてあげたいと思いました😊
2ガネーシャの教え②
「人間が存在する理由は何か?それは、苦しみも、その苦しみに支えられた喜びも、すべてを『経験』するためや(中略)人間という形でしかできへん『経験』をするためなんや」
「喜怒哀楽を表に出す」
とても深い内容だと思いました。人間が存在する理由なんておそらく今まで考えたこともなかったです。
今の自分というのはたった1度限りで、その自分が味わうことのできる『経験』は尊いものである。そして喜怒哀楽という感情表現は人間にしかできない。
私は頭であれこれ考えて、感情表現を結構我慢してしまうことも多いので、この尊い経験で感じた喜怒哀楽もう少し表に出していきたいと思いました。
3死神の教え
「人間が死に際に後悔する十のこと」
この「十のこと」は本当に参考になりました。
何となくサラッとは考えたりもするけれど、忙しい毎日の中でなかなか「死」について真剣に考えるのは難しいなと思います。それを先にこうやって知ることが出来るのは本当に参考になると思います。
「十のこと」を読んで、自分が特に後悔しそうなものから取り組んで行けば、おのずと進む道が見えてくる気がします。もちろん、今の自分の状況を見ながら無理のない範囲で進めていかなければならないですが大体の大枠は決めていけるのかな、という気がしています。
私自身は、まずは行政書士試験に挑戦して良かったし、今後は開業に向けて一歩ずつ、自分のペースで前に進んでいこうと、再確認できました。
迷いや不安は沢山あるけれど、「これをやらないで死ぬとき後悔しないかな?」と、時々自分に問いかけてみると、意外と今の悩みはシンプルになったりするのかな、と思いました。
「人間が死に際に後悔する十のこと」
ぜひ、本書を読んでみて頂けると参考になると思います。
他に今回も、たくさんためになる課題がありました!
私の感想が本書を手に取るきっかけになれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️
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