「繊細さん」聞いたことありますか?
HSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれ、「感受性が強く、周囲の刺激に敏感な気質を持つ人」という意味で、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱しました。HSPは環境や性格などの後天的なものではなく先天的な気質であり、生まれもった性質だそうです。5人に1人はいるそうで、犬や猫・鳥などの動物にもみられるそうです!😯
私は少し前からすごく気になっていました。
40歳を過ぎて、これからの事を考えた時に、「自分ってどういう事が得意で何が苦手でこれから何を強みにして生きていこか」と思ったとき、自分は自分の事があまり分かっていない、と思いました。
そこから色々調べていくうちに本書に出会い、自分にも思い当たるところがいくつかあったので読んでみました😊
本書では、人によってそれぞれ違う“繊細”な部分を、具体的な例をもとに強みに変える考え方や行動を教えてくれます。
また、“繊細さん”も4つのタイプがあり、タイプ別に、
「こんな時はこういう風に考える」
「こんな時はこういう事をやってみる」
と、書かれておりまさに、取り扱い説明書でした!
私にも当てはまる事例があり、「なんで私はこんな反応をするのだろう?」と疑問に思っていたことを分かりやすく解決してくれる内容でした。
自分でも自分の事が分からない時に、自分の事を知ることができ、「それ、あるある!」と思いながらどんどん読めてしまします。
繊細さんではない方でも、もしかしたら当てはまるような例もあるかもしれないくらい普通に日常で起こるような例が書かれていると思います。なので、「この部分だけ繊細さんだった!」みたいな新たな発見があるかもしれないです😆
“繊細”な部分には自己肯定感も深く関係していること、自己肯定感はいつも一定ではないということ。
「繊細な部分が出てきているときにネガティブな気持ちになってしまうのは自己肯定感が下がっているから」
この一文は私の中で色々納得できました!(絡まっていた糸がほどけていくような感覚でした😊)
「自己肯定感」、この言葉も少し前からよく耳にします。
最近、よく子育てで、「自己肯定感は大人になったらとても大事だから子供のうちに自己肯定感を伸ばしてあげましょう!」とか聞いたりして、なるほど、そうか、じゃあそうしよう!と、思うのですが、ふと、あれ?自分はどうなんだろう?自己肯定感、高い?低い?🤔と考え込んでよく分からなくなったりしてました😥
本書では自己肯定感についても色々なところで触れられていて、自己肯定感を高める方法についても解りやすく解説されています。
すぐに始められる簡単なやり方も教えてくれているので、まずはそこから私も始めてみようと思いました😊そして自分が出来たら次は、子供や周りで困っている人にも伝えてあげられるといいなと思います。
本書はイラストも入っていて説明もとても丁寧に解りやすく書かれているのですごく読みやすかったです。例も具体的で解決方法も具体的に書かれているので何をやればいいかわかりやすく、始めやすいと思います。
「これって繊細??」と思うことがあれば、本書を手にっとってみて頂けたらなと思いました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️
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