最近「自己肯定感」という言葉をよく耳にします。
「自己肯定感の高い子を育てよう。。。」
「自己肯定感を上げよう。。」
などなど。。。
「自己肯定感」とは一体何なのだろう。。と、思った時に出会えた本が本書です。
読んでみて、とてもとても素晴らしかったので、ぜひ多くの方に読んでもらえるといいなと思いました。
鋼の自己肯定感「最先端の研究結果✖シリコンバレーの習慣」から開発された‟二度と下がらない”方法
著者 宮崎 直子
発行日 2022年4月4日
「自己肯定感」とは
ありのままの自分を愛する事
「鋼の自己肯定感」47ページ
と、書かれています。
これだけだと分かったような、分からないようなという感じですよね。
何もできない赤ちゃんに対して親や祖父母が無条件で抱く愛情、その愛情を自分に対し抱くのが、本書で定義する自己肯定感だ。
なんの条件もなく、ただ目の前のあかちゃんという「存在」に対する愛おしい気持ちだ。
「鋼の自己肯定感」47,48ページ
この文章で、一気に今までの謎がとけた気持ちになりました。
自分以外の誰かにこういう風に感じたことはあっても、自分自身に対して「存在」するだけで愛おしいと思ったことは、今までの人生を振り返ってみてもほぼないかな、と思いました。
かけっこで1位を獲ったら‟1位の自分”は受け入れる
希望の学校に合格したら‟合格した自分”は受け入れる
誰かに褒められたら‟褒められた自分”は受け入れる
こんな風に過ごしてきたように思います。
そして大人になっていつしか‟何もない自分”を恥ずかしい、受け入れられなくなっていた気がします。
正直、行政書士試験を受けたのもこんな気持ちもあったからだったと思います。
‟試験に合格すれば”誇れる自分になれる、と。
でも、そうではなく、存在するだけで、そこにいるだけでいいのだと、本書は気づかせてくれました。
本書では、自己肯定感を上げるための様々な思考やワークを教えてくれます。
細かく、実践しやすいように書かれていて、全て実践していきたいところですが、出来るところから少しづつやっています。
その中でも毎日実践するようにしているのが、
「自分が常に世界一の親友になること」
結果で自分をジャッジすることはしない。常に自分に寄り添って、慰め、励まし、喜んでくれる人に、自分がなるのである。
鋼の自己肯定感 200、201ページ
今まで私は自分を責めて、駆り立てて、追い込んでばかりいて、結果がいい時だけ褒めてあげていたことに気が付きました。
「自分の親友になる」
親友だったらこうやって声をかけてくれるだろうな、自分が親友に声をかけるならこんな感じだろうな、という言葉を、毎日自分にかけています。
不思議とすごく落ち込んだり、悩んだりする日がすごく減ってきたと思います!
これからも続けていこうと思います。(というか、もう習慣になっているかもしれません( *´艸`))
他にもたくさん参考になる事が書かれているので、ご興味のある方はぜひ、手に取ってみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️
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